連続増配年数2位銘柄と高配当株を比較 SPKの連続増配株シミュレーション

・自動車部品関連の専門商社

・連続増配年数は花王に次いで国内2位

・増配株としてはいまいち。高配当株の方がメリット高

目次

〇会社概要と配当基準日

SPKは自動車補修や車検の部品を扱う専門商社です。

大本は現在総合商社となっている伊藤忠商事の機械部で、戦前の1922年に独立した老舗企業です。


自動車部品アフターマーケット市場では業界最大手です。

中期計画では新規事業分野としてe-Sportsやeコマースにも進出予定としております。

同社は連続増配年数で花王に次いで2位で、27年連続増配をしています。


配当基準日:3月末

〇配当方針


安定配当を基本方針としています。特に配当性向等は定めておりません。

〇時価総額と自己資本比率


時価総額:191億円

自己資本比率:65.8%



時価総額は3桁億円と中堅企業並みの金額です。自己資本比率は十分ですね。



〇過去10年間の配当とEPS(一株当たり純利益)含む平均等基本情報



増配額の平均が4円程度です。連続増配で国内2位ですが、少額を積み重ねてここまで来たという印象です。配当性向は毎年30%に満たない程度です。EPSは安定していて毎年着実に利益を上げています。


〇比較込20年シミュレーション


投資額を1百万円として、平均増配額から予想した今後20年の配当金累計を、利回り6%と5%の場合と比較した結果が下の表となります。



現状の株価では5%配当にも及びません。平均増配額が少ないのもありますが、利回りが3%程度というのも原因でしょう。

〇6%配当と同額を達成する株価シミュレーション




現在の株価から500円くらいまで下がってようやく6%安定配当株に追いつきます。さてその株価の実現性はどうか、過去10年のチャートを見てみましょう。

〇過去10年間のチャート


引用:国内株式|SBI証券



2023年までは横ばい期間が長く続きましたが、2023年以降は上昇傾向にあります。



〇総括

SPKは伊藤忠商事を起源に持つ、自動車部品アフターマーケット市場で国内最大手の専門商社です。

時価総額は小さいですが、隠れた優良企業といったところでしょう。

配当については27年連続増配と、連続増配年数では日本で2位の長さを誇っております。

しかし平均増配額は低く、配当性向もここ10年は30%未満と配当に力を入れている企業というよりは連続増配記録に力を入れているという印象を持ってしまいます。

現在は株高なので利回りが低いのは仕方ないですが、それを抜いても株価に対して保有する旨みが小さいように思えます。

連続増配年数ランキング上位の企業ではありますが、長期保有して多くの配当金を得るという目的を考えると、同社の株よりも安定高利回り配当株を長期保有した方が得になると判断します。


あわせて読みたい
取引手数料やポイントなどに各社特徴!株初心者にもおすすめ大手ネット証券会社6社を徹底比較! 証券口座開設に悩んでいる人必見!「SBI証券」「楽天証券」「三菱UFJ eスマート証券」「マネックス証券」「松井証券」「GMOクリック証券」のネット証券大手6社を徹底比較!手数料が安い会社、外国株式が豊富な会社、初心者が使いやすい会社など、証券によってサービスに違いあり!これを読めば自分にぴったりの証券会社が見つかります!






かめはち

かめはち

資産運用初心者向けに情報を発信中。資産運用歴10年以上、資産運用に関する本は100冊以上読破。増配株・高配当株での配当生活を目標に資産を増やすべく運用中。


大学で金融を専攻後、新卒から投資信託で資産運用を始め、NISAやiDeCoの活用、ETFや個別株にも手を出す。

一時期高配当株にハマり、高配当株戦略を通じて毎年不労所得で税後120万円(月10万円)の安定した収益が手に入る体制を作り上げる。

大企業の子会社で7年間、合併対応を含めた多額の資産を伴う会計処理や財務分析、税務処理を担当。
経理部会計課では課長補佐として中心的な役割を担い、多岐にわたる業務を幅広く経験。

著書に「年収400万円から資産3,000万円を達成!ゼロから始めるサラリーマン投資術」など。

金融関係本の読書量と月10万円の不労所得を築き上げた実体験に基づいた、初心者でも安心して始められる資産運用の方法を提供します。


趣味は読書、野球観戦、鉄道、将棋など。日商簿記検定3級、3級ファイナンシャル・プランニング技能士、資産運用検定3級保有。

執筆者
  • URLをコピーしました!
目次