「投資を始めたいけど、どの証券会社で口座を開けばよいか分からない……。」
「証券会社ってどこもサービスは同じでしょ?」
この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
投資を始めようとする際、どの証券会社で口座を開けばよいか悩みますよね。
当サイトでは基本的に売買手数料が安くて口座開設が簡単なネット証券をおススメしています。
「でもネット証券ってどこも同じようなサービスで、どこで口座開設しても変わらないでしょ?」
そんなことはありません!
実はネット証券はそれぞれに異なった特徴を持っていて、それ故に人によって適した証券会社が異なるのです。
今回はいくつかの質問を通じて、大手と呼ばれる5大ネット証券の中から、あなたにピッタリの証券会社をご紹介いたします。
この記事があなたの投資・資産運用ライフの一助になれば幸いです。
まずは下の質問に沿って、あなたに合った証券会社を調べてください。

あなたに合った証券会社にたどり着いたでしょうか。
ではここから、各証券会社の特徴を見ていきます。
その上で「この証券会社、いいな」と思ったものが見つかりましたら、ぜひ口座開設をしてみてください。
ここで紹介する証券会社はいずれも口座開設費・口座維持費は無料です。
では、下の目次からたどり着いた証券会社へジャンプしてください。
銘柄分析機能に定評 マネックス証券
主な提携ポイント:dポイント
〇米国株・中国株の取扱種類が豊富
〇大手ネット証券で唯一、米国株の時間外取引対応
〇銘柄分析機能「銘柄スカウター」が優秀
✕売買手数料が比較的高め
マネックス証券は米国株・中国株の取り扱い品目数に強みを持つ証券会社です。
この証券会社の意外と知られていない強みとして、独自の銘柄分析ツールである「銘柄スカウター」の優秀さがあります。このツールは口座開設をすれば無料で使用できます。
この銘柄スカウターは以下の4点において、他社の分析ツールよりも優れています。
- 過去10年のデータやその推移が取れる点
- 個人で調べるのが面倒な情報がすべてまとまっている点
- 複数銘柄を網羅的に比較できる点
- 自分で簡単に理論株価を調べることができる点
口コミでもその優秀さは評価されており、筆者も銘柄分析のためだけにマネックス証券の口座開設をしました。
しっかり分析して利益を得たい理性的なあなたならば、マネックス証券の分析ツールを使いこなせるでしょう。
さらに詳しい情報はこちら!



ネット初心者を手厚くサポート 松井証券
主な提携ポイント:Oki Dokiポイント
〇顧客対応の評価が高い
〇サイトが分かりやすく使いやすい
〇デイトレードのコストが安い
✕国内株式取引で手数料が生じる
松井証券は戦前から存在する企業でネット証券の古株です。
同社はユーザーへの手厚いサポートに定評があり、第三者評価機関である「HDI-JAPAN主催2024年度問い合わせ窓口格付け(証券業界)」で14年連続最高評価の三つ星を獲得するほどの実績を持っています。
また5大ネット証券で、口座開設時に使い方マニュアルが付いてくるのは松井証券だけです。
画面の見やすさもユーザーに評価されているため、はじめてのネット証券を「ハードルが高い」と思っている人には分かりやすさ・サポートの面で特におススメできる証券会社です。
「ネット証券」の森で迷いたくない慎重なあなたには、松井証券が頼れる道しるべになるでしょう。
さらに詳しい情報はこちら!



最大手金融グループの安心と信頼 三菱UFJ eスマート証券
主な提携ポイント:Pontaポイント
〇業界最高ランクの信用格付け
〇業界最高ランクのサポート格付け
〇グッドデザイン賞受賞の分かりやすいスマホアプリ
✕外国株の品ぞろえが悪い
三菱UFJ eスマート証券は、国内最大手金融グループの三菱UFJフィナンシャル・グループに属するネット証券会社です。
同社は元々KDDI資本も入っていたため、スマホがauの人には割引制度などが存在しています。
三菱UFJ eスマート証券の最大の強みは「三菱UFJフィナンシャル・グループ」に属することです。
国内最大手金融グループの一員のため、ネット証券では最高ランクの信用格付けを誇っています。
また三菱UFJ銀行や三菱UFJカード、三菱UFJモルガン・スタンレー証券との提携も進んでいるため、将来的には三菱UFJグループ内での様々なサービスを連携して使用できる予定です。
資産運用にも信用を重んじるしっかり者のあなたには、三菱UFJ eスマート証券のシゴデキ感が似合います。
さらに詳しい情報はこちら!



独自の低コスト投資信託に強み 楽天証券
主な提携ポイント:楽天ポイント
〇国内株式売買手数料無料
〇楽天証券限定販売の投資信託があり、全世界株式やS&P投資のものではeMAXISより信託報酬が安い
〇ミニ株投資で指値取引が可能
✕サービス改変が多い
楽天証券は楽天グループ・経済圏に属する証券会社で、同時にみずほフィナンシャルグループの関連会社でもあります。
同社の強みは国内株式売買手数料無料な点に加え、楽天証券だけで購入できる全世界株式投資信託とS&P500投資信託の存在にあります。この投資信託は他の証券会社で一番人気かつ知名度の高い「eMAXIS Slimシリーズ」よりも信託報酬が安いことがウリになっています。
加えてみずほフィナンシャルグループの資本が入っていることから、みずほ銀行・みずほ証券とのサービス連携も行われています。例えばみずほ銀行との提携で資産運用相談サービスが始まっています。
ポイントも投資信託も堅実に積み上げていくコツコツ型のあなたには、楽天証券の投信積立利用がおトクです。
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売買手数料と豊富な取引商品に特徴 SBI証券
主な提携ポイント:Vポイント
〇国内株式売買手数料無料
〇外国株の取扱が9か国と大手ネット証券では首位
〇SBI証券限定販売の投資信託あり
✕サイトのメンテナンスが多く、土日に使用できないことが多い
SBI証券はSBIホールディングスに属するネット証券最大手のネット証券会社で、口座開設数は国内の証券会社(野村證券含む)でNo.1です。
同社はネット証券でいち早く国内株式売買手数料無料化を掲げ、2025年5月現在では同社と楽天証券のみが売買手数料無料を行っています。
また外国株式にも強く、米国・中国株の他、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアの合計9か国に投資することができます。これはネット証券で一番多い数字です。
その他SBI証券限定の投資信託があったり、取引で貯まるポイントの種類がネット証券で一番豊富であるなど、幅広いサービスが特徴です。
色々な可能性を考慮したい柔軟なあなたには、SBI証券のユーティリティ具合がしっくり来るでしょう。
さらに詳しい情報はこちら!



最後に
今回は最初に質問フローを受けていただいて、あなたに合った証券会社を紹介することを目的としました。
最初の質問が「投資初心者である」から始めたように、あなたが投資初心者である可能性が高いと判断してご紹介させていただきました。
大手ネット証券だけでも5社ある中で、あなたが納得して「ここで資産運用をしたい」と思える証券会社があれば、ぜひ口座を開設してみてください。口座開設は難しそう・面倒そうと思うかもしれませんが、やってみるとそうでもないです。
またNISA口座を開設する場合は、おススメできる証券会社の事情が少し変わってきます。
詳しくは下の記事をご覧ください。



今回の記事を通じてあなたに適した証券口座を見つける手助けができれば幸いです。
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