PR:三井住友銀行
日本の銀行は3メガバンク(三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行)とゆうちょ銀行が規模が大きく有名ですが、知名度が無くても利便性が高い銀行や預金金利が高くて資産運用に適した銀行が存在します。今回はメガバンクの一角、「三井住友銀行」の紹介です。
正直に申し上げると、三井住友銀行の口座自体に特筆すべきところはありません。日本を代表する銀行という安心感以外のメリットでは、他行の方が金利や入出金の利便性が高い場合があります。
ではなぜそんな中で三井住友銀行を紹介するのか。それは、三井住友銀行の口座・カードサービスである「Olive」と「SBI証券」を組み合わせた資産形成で大量のポイントが貯まるからです。
日常の買い物ではアプリでの支払いで7%以上のポイントが貯まり、給与口座に指定するだけでポイントが貯まり、投資信託を保有するだけでポイントが貯まり、クレカ積立でネット証券トップクラスの付与率でポイントが貯まります。
三井住友銀行Oliveアプリを使うと、どこでも銀行・証券・カードなどの使用金額や残高が分かり、買い物時には複数のカードをアプリ1つで使うことができ、さらにアプリ決済で簡単に1,000円分くらいのポイントが貯まり、それを投資や買い物に使える、利便性とお得度が詰まったアプリなのです。
では詳しく見ていきましょう。
〇三井住友銀行「Olive」とは何か
三井住友銀行のOliveとは、下記のサービスを提供するアプリのことです。
・三井住友銀行口座の残高が分かる
・1枚のカードでキャッシュカード・クレジットカード・デビットカード・ポイント払いができる
・三井住友カードを含めた複数のカードを1枚のカードとしてまとめることができる
・SBI証券と住友生命保険、SMBC信託銀行の残高情報などが分かる
・複数の特典(ポイント付与や振込手数料無料回数増など)から毎月1つを受け取れる
・対象店舗においてOliveアプリを通じたクレジットカード払いでVポイントが最大20%貯まる
※対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※¹ 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※² ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
これら機能を利用するには、三井住友銀行の口座開設と三井住友Oliveフレキシブルペイというクレジットカード発行が必要になります。
ただ既に三井住友銀行の口座を保有している方は、簡単にOlive登録できるのでそこまでの手間はありません。
尚、対象店舗は下記の通りです。(2024年11月現在)



※1 タイエー、ハマナスクラブ、ハセガワストアも対象です。
※2 生活彩家も対象です。
※3 ナチュラルローソン、ローソンストア100、ローソンスリーエフも対象です。
※4 モスバーガー&カフェも対象です。
※5 ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象です。その他のすかいらーくグループ飲食店は、当サービスの対象となりません。
〇三井住友Oliveフレキシブルペイとは何か
三井住友銀行と同じ金融グループに属する、三井住友カード株式会社が発行するクレジットカードのことです。
特徴としては上の繰り返しになりますが、
・対象店舗にてOliveアプリ経由でクレジット払いをするとVポイントが7~20%付与される。尚、通常のクレジットカード払いの場合や対象店舗外の場合は付与率0.5%。
・SBI証券上で投資信託の保有や株式の購入に応じてVポイントが貯まる
・SBI証券上でクレカ積立を行うと、その年のカード利用額に応じてVポイントが貯まる
といったものがあります。
カードの種類は3種類あり、内容は下記表の通りです。



年会費が高いカードほど、クレカ積立時のポイント付与率が高くなります。
ここで注目したいのは2点で、
- ゴールドカードは一度でも年間1百万円の利用があれば翌年以降年会費永年無料
- クレカ積立ポイント付与率1%は他のネット証券と比較してトップレベル
ということです。
ただ年間1百万円の利用は、家賃や水光熱費の支払いに使用する以外で達成するのは難しいという方が多いのではないでしょうか。何か特別なことが無い限り、少なくとも私にとっては難しいことです。ましてや年間3百万円や5百万円の使用など…。
ちなみにプラチナプリファードでクレジットカード年間利用料を達成できるのなら、クレカ積立ポイント付与率2%、3%はどちらも他のネット証券サービスの水準を超えています。
ではどうやって年間1百万円のカード利用をすれば良いでしょうか。それもできれば無駄なお金を使わずに。
〇クレジットカード年間1百万円の利用を行う方法
三井住友Oliveフレキシブルペイのゴールドカードを年会費永年無料で入手するための方法を記載していきます。
用意するのは下記の3つ
・三井住友Oliveフレキシブルペイカードゴールド
・Kyash(アプリ)
・モバイルSuica
尚、三井住友Oliveフレキシブルペイカードは一般ではなくゴールドでないと1百万円のカウントがされません。必ずゴールドカードで行ってください。ゴールドカードの初年度年会費は無料なので損は発生しません。
やり方はとっても簡単
1.スマホに「Kyash」アプリをインストールし、引落を三井住友Oliveフレキシブルペイカードゴールドに設定する
2.Kyashに100万円以上入金し、入金されたらKyashからモバイルSuicaに全額出金する
以上です。
Suicaに直接チャージする方法では100万円のカウントがされないため、一度Kyashを通じて行います。KyashからはモバイルSuicaにしか送金できませんが、送金してしまえば交通費やグリーン券などに使用できます。
また別の100万円達成方法として、Amazonギフト券を購入することもできます。Amazonギフト券の有効期限は10年なので、ゆっくり買い物に使うことができます。
「そんな美味い話があるのか」と疑うのもごもっともなので、下記三井住友カードのURLを貼っておきます。1百万円のカウント対象にKyashの名前があることが確認できます。
FAQ詳細 -Oliveフレキシブルペイ ゴールドの特典条件である年間100万円のご利用には、どのようなものが含まれますか? | 三井住友カード株式会社 (smbc-card.com)
ほかにも100万円を簡単に達成する方法があるようなので、検討してみてください。
【裏技まとめ!】100万円修行で三井住友カード ゴールド(NL)を無料化【爆速攻略】 | クレ探 (cre-tan.com)
三井住友銀行Oliveを申し込む際に紹介コードを求められた場合、下記を入力してください。
Vポイントが1,000ポイント貰えます。
紹介コード : FF72009-5061681
〇銀行概要
三井住友銀行は2001年に住友銀行と、三井系のさくら銀行(旧太陽神戸三井銀行)が合併して出来た銀行です。国内では三菱UFJ銀行、みずほ銀行と並んで最大手銀行であるメガバンクの一角を占めています。
2000年に当時の大手行だった第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の3行が経営統合し、みずほホールディングスとなったのを契機に各都市銀行はみずほに負けないよう規模の拡大を図ります。その際、一番のターゲットにされたのが大手都市銀行の中で弱い部類にあったさくら銀行でした。さくら銀行に対して当時の三和銀行(UFJ銀行のち三菱UFJ銀行)は合併を申し入れますが、三和銀行側の姿勢が高圧的だったこともあり合併は破談。そのタイミングでさくら銀行にアプローチをかけた住友銀行と合併することとなりました。
三井住友銀行は私が就職活動をしていた時、「アニキ銀行」と呼ばれるほどの体育会系の行風で有名でした。この行風は住友銀行側のものであり、かつての関西にある都市銀行の行風を表す逸話として、「午後8時には住友銀行はまだ会社で働いている。三和銀行はお客さんと飲んでいる。大和銀行(現りそな銀行)は家でナイターを見ている」と言われるほどのモーレツ行風でした。ただその行風もあってか、現在の3メガバンク体制での収益性は三菱UFJ銀行を抜いてトップだとされています。
〇円定期預金金利
定期預金金利の比較は以下の通りです。(2024年7月時点)






御覧の通り定期預金金利は最低水準です。東京スター銀行やUI銀行など、金利の高い他行を利用した方が良いでしょう。
〇円普通預金金利
年0.10%
2年未満では定期預金と大差ありません。100万円置いておいても年1,000円しか増えません。
〇振込手数料
・三井住友銀行宛
SMBCダイレクト(ネットバンキング) 無料
ATM、窓口 0~550円
・SMBC信託銀行宛
SMBCダイレクト(ネットバンキング) 無料
ATM、窓口 110~770円
・その他銀行宛
SMBCダイレクト、ATM、窓口 165~770円
※SMBCダイレクトかつOliveアカウントを使用した場合
その他銀行宛振込手数料 月3回まで無料 Oliveを利用すれば、他行宛振込でも月3回まで無料になります。
〇提携ATM
提携ATMでの出金・入金手数料は下記の通りです。



※Oliveキャッシュカードの場合、三井住友銀行と三菱UFJ銀行店舗外ATM手数料終日無料
※OliveキャッシュカードかつOlive特典で選択した場合、コンビニATM月1回手数料無料
ATM利用手数料がかかる場合が多いですが、Oliveの利用により三井住友銀行のATMが終日無料となり、大分使いやすくなります。 一方その他銀行のATMを利用する場合はOliveの恩恵はほぼありません。
〇銀行の安全性
Moody’s、S&P、Fitch、R&I、JCRの5格付け機関の格付けではいずれも安定的とされています。
自己資本比率は10.1%と、他のメガバンクと遜色ない水準です。
そもそも三井住友銀行は日本を代表するメガバンクの一つなので、「Too Big To Fail」の通り、規模と影響力が大きすぎて潰せません。仮に危機に陥ったとしても、政府から支援が入ることは間違いないでしょう。
但しその場合は預金者にも何かしらの影響が出る可能性は否定できません。預金保護制度である「ペイオフ」は1,000万円までしか保証されないため、それ以上のお金は預けておかずに分散させておく方がより安全です。
〇総括
三井住友銀行は三井住友フィナンシャルグループに属する、3メガバンクの一角を占める大手銀行です。単独の安定性も問題はありませんが、規模と影響力の面から考えても地方銀行やネット銀行より安全性が高い銀行だと考えられます。
大手行で需要があるため、金利・振込手数料・ATM利用料ははっきり言って不便です。これらにこだわるのならネット銀行や地方銀行の方が金利が高い場合や振込手数料の無料回数が多い場合、コンビニATM手数料無料が多い場合がありますので他行を検討したいところです。
三井住友銀行の強みは金利等にあるのではなく、クレジットカードを含めたOliveのサービスにあります。Oliveの契約(無料)をするだけで三井住友銀行のサービスが使いやすくなる点も魅力ですが、Oliveフレキシブルペイ(クレジットカード)の一部店舗利用で最大20%のVポイント付与があります。私はSBI証券との提携程度しかVポイント付与率向上の行動をしていませんが、それでも付与率8%は毎月確保されます。一部店舗だけとはいえこのポイント付与率は魅力的ではないでしょうか。
またSBI証券との提携かつ投資信託取引等でもVポイントが貯まります。クレカ積立に関してはポイント付与の条件が厳しいですが、条件をクリアできれば他のネット証券のポイント付与率と比較してもトップクラスのパフォーマンスを誇ります。またVポイントはSBI証券で投資信託や株式の購入にも充てられるので、使い勝手も良いです。
三井住友銀行は大都市圏では店舗やATMが多く、利用するのに不便を感じることは少ないと思いますが、地方都市などの場合は店舗も少なく利便性が低いです。そのため大都市圏以外にお住まいの方が銀行としての利便性を重視するなら、ネット銀行や地方銀行を選択肢に入れることをお勧めします。
一方大都市圏にお住まいの方や、Vポイントを使用した資産運用をする場合には三井住友銀行Oliveフレキシブルペイは十分なパフォーマンスを発揮してくれる銀行・サービスだと思います。
私は都市住まいでメインバンク(給与口座)をゆうちょ銀行から三井住友銀行に変更し、Oliveフレキシブルペイも使用していますが、まず現金を使う機会が少ないためATMを利用する機会が少ないです。よってATMの利便性は問題になりません。
またSBI証券とも連携させているため、Vポイントも1,000ポイントくらいなら割と簡単に貯まります。 三井住友銀行はOliveフレキシブルペイを利用することで資産運用のサポートをしてくれる銀行です。
現在三菱UFJ銀行がOliveと似た仕組みを作ろうとしていますが、Oliveもまだ発展途上でこれからどんどん利便性が高まるそうです。SBI証券を利用している方は資産運用の観点から三井住友銀行Oliveフレキシブルペイの利用検討をおすすめします。