投資信託や個別株を始めるには証券口座を開く必要がありますが、どの証券口座を選ぶべきか多すぎて悩みますよね。
今回はネット証券会社の中で、GMOクリック証券を紹介したいと思います。
メリット・デメリット一覧
〇サイトやアプリ画面のコンテンツがすっきりしていて使いやすい
〇FXやCFDの操作反映が非常に速い
〇FXやCFDの取引手数料が安い
✕提供している経済情報の量や質に難がある
✕国内株式の取扱銘柄数が少なく、外国株や端株取引の取扱が無い
✕提携しているor独自のポイントが存在しない
概要
GMOクリック証券は、GMOフィナンシャルホールディングスの子会社で、GMOインターネットグループの孫会社です。大本のGMOがインターネットの会社ということもあり、自社開発のアプリやツールが多く、その使いやすさには定評があります。
株式の売買手数料は無料ではありませんが、GMOグループ5社のいずれかの株を保有することで株主優待を得ることができ、それによって最大29,000円の売買手数料のキャッシュバックが受けられます。
またGMOクリック証券の一番の強みはCFD取引やFX取引で、商品の品ぞろえや口座数は業界トップクラスです。
FXやCFD取引で短期間で資金を大きく増やしたい方にとっては使い勝手の良い証券口座です。
基本情報
- 国内株売買手数料:27歳以下の場合0円
1約定ごとプランの場合50~930円
1日定額プランの場合0円~1,691円(取引額0~300万円)+取引100万円ごとに295円加算
2.外国株売買手数料:外国株取扱なし
3.端株売買の有無:なし
4.NISAとiDeCoの取扱:NISAのみ有。iDeCoはなし。
5.時間外取引の有無:なし
6.外国株取扱内容:なし
7.投資信託取扱本数:約130本
8.株式・投資信託自動積立サービス:投資信託が可能
NISA情報
1.NISA国内株・国内投資信託売買手数料:ともに売買無料
2.NISA外国株・海外投資信託売買手数料:外国株取扱なし
銀行・クレジットカード・ポイント情報
1.提携銀行:GMOあおぞらネット銀行(証券コネクト口座) 普通預金金利0.11%へUP



2.投資信託積立対応クレジットカード:なし
3.使用可能ポイント:なし
4.投資信託保有によるポイント取得:なし
5.ポイント使用可能範囲:なし
その他特徴
・「GMOフィナンシャルHD」その他GMO系企業 (重複可)の株主優待使用で売買手数料キャッシュバック
・サポートが手厚くHDI格付け調査で2023年に最高評価を獲得
・店頭CFD取引(差金決済取引)取引高国内第一位で取扱商品が豊富
・FX(外国為替証拠金取引)取引高世界トップクラス
・FX・CFD取引手数料0円
・FX口座の年会費と口座維持費が無料
・仮想マネーを使ったバーチャルFX取引が無料
まとめ
GMOクリック証券はSBI証券や楽天証券のように分かりやすい売買手数料の安さはしていませんが、27歳以下の取引や株主優待の使用で格安、もしくは実質0円で株式の取引を行うことができます。またサポート体制もしっかりしています。
但し、新NISAで使うには投資信託の本数が他のネット証券に比べて圧倒的に少なく、またiDeCoの取扱も無いため、初心者や株取引にそこまで取り組むつもりのない方は他の証券会社を利用した方が良いでしょう。
むしろGMOクリック証券の本領はCFDやFX取引にあり、ツールもサポート体制も揃っているため、短期で積極的にトレードを仕掛けていく中級者以上の方にはハマる証券会社と言えるでしょう。
GMOクリック証券の使い方としては、初心者で投資信託や国内株の取引から始めたい方はSBI証券や楽天証券など別の証券会社から入ることをお勧めします。そして将来的にCFDやFXといった取引に興味を持った場合に同社の口座を開設して取引を行うという流れが良いかと思われます。