投資信託や個別株を始めるには証券口座を開く必要がありますが、どの証券口座を選ぶべきか多すぎて悩みますよね。
今回は多くの証券会社の中で、SBI証券を紹介したいと思います。
メリット・デメリット一覧
〇国内株式売買手数料無料(2024年12月時点でSBI証券と楽天証券だけ)
〇外国株の取扱が9か国と大手ネット証券では首位
〇外国株やETF含め取扱商品数が多い
〇SBI証券限定販売の投資信託あり
〇貯まるポイントの種類が豊富
〇ほぼ全ての投資信託で、投資信託を持っているだけでポイントが貰える
✕サイトが使いづらい
✕サイトのメンテナンスが多く、土日に使用できないことが多い
✕三井住友カードでクレカ積立を行う場合、カード年間利用額10万円未満だとポイント還元がされない
概要
SBIホールディングスの中核企業で2023年時点ではネット証券シェアトップクラス。
口座数も証券業界最大手の野村證券をも上回っております。
「ゼロ革命」と称し、国内株現物・信用とも売買手数料無料化を行うなど、ネット証券では先進的な取り組みが見られる会社です。
最近では三井住友フィナンシャルグループと提携し、三井住友銀行のアプリ「Olive」を活用して投資信託の積立購入や一定額以上の投資信託の保有で「Vポイント」が貯まるようになりました。
「Vポイント」は2024年4月に「Tポイント」と統合しているため、利用できる範囲が広がっています。
手数料を気にせずドンドン取引をしたい方やマニアックな国に投資して一発利益を稼ぎたい方に適しています。
また三井住友カードOliveを使用しかつ毎年100万円以上の支出がある人は、使い勝手の良いポイントがどんどん貯まるので特におすすめできる証券口座です。



基本情報
1.国内株売買手数料:売買とも無料
2.外国株売買手数料:0~約定代金の2.2%まで
3.端株売買の有無:有(名称:S株)
4.NISAとiDeCoの取扱:ともに有
5.時間外取引の有無:国内市場のみ有
6.外国株取扱内容:9か国(米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア)
7.投資信託取扱本数:約2,500本
8.株式・投資信託自動積立サービス:日本株・米国株・投資信託が可能
NISA情報
1.NISA国内株・国内投資信託売買手数料:ともに売買無料
2.NISA外国株・海外投資信託売買手数料:米国株と海外ETFの売買無料
銀行・クレジットカード・ポイント情報
1.提携銀行:SBI新生銀行(口座振替契約かSBI新生コネクト) 普通預金金利0.40%へUP、
住信SBIネット銀行(SBIハイブリット預金) 預金金利0.11%へUP







2.投資信託積立対応クレジットカード:「三井住友カード(還元率0.0~3.0%)」
「タカシマヤカード(還元率0.3~0.5%)」
「東急カード(還元率0.25~3.0%)」
「UCSカード(還元率0.5%)」
「アプラスカード(還元率0.5~1.0%)」
「JFRカード(還元率0.25~0.5%)」
「オリコカード(還元率0.5%)」
3.使用可能ポイント:Vポイント
4.投資信託保有によるポイント取得:有
5.ポイント使用可能範囲:国内株・投資信託購入
その他特徴
・ネット上で会社四季報の閲覧可能
・信用取引売買手数料無料
・株式売買で多種多様なポイントの取得可能
まとめ
正直特にこだわりが無いのなら証券口座はSBI証券か楽天証券のどちらかで良いと言えるほどオーソドックスで使いやすいです。
まず国内株式の売買手数料が無条件で無料なのは2024年12月現在SBI証券と楽天証券だけです。
両証券会社とも端株取引もできます。
投資信託の本数も楽天証券と共にトップクラス。
これだけで初心者には十分すぎるスペックです。
ただしクレジットカードによる投資信託積立を行う場合、条件によってはポイント還元率が低く場合によってはポイント還元されないこともあります。
投資信託積立によるポイント還元量は大きいので、投資信託の積立投資を行う場合は楽天証券・auカブコム証券・マネックス証券とも比較して考えた方が良いです。
細かなところを言えば、SBI証券や楽天証券よりも適した証券会社は存在しますので、「SBI最強!」とまでは言いませんが、現状では国内株式や投資信託をやる分にはここで十分です。
勿論、新NISAやiDeCoも取り扱っています。
「どこの証券口座を選べばいいのか全く分からない」というような人は、SBI証券の口座を持っておけば問題ないと思います。