初心者でも簡単に投資家デビュー! ゼロから始める2ステップ資産運用

日本政府の方針や新NISAの普及もあって、世の中では資産運用への関心が高まっています。

しかしその一方、どの商品で運用すればよいか分からない、そもそも投資が怖いという人も少なくないと思います。

私も初めて投資(買ったのは投資信託ですが)をした時は勇気が要りました。



この記事では、100円からの少額で投資ができて、しかも個別株等と比較してリスクが低い投資信託の購入までの方法をご紹介します。もちろん個別株を買うこともできるのでご安心ください。



用意するものは下記の通りです。

 ・本人確認書類(免許証やマイナンバーカードなど)

 ・メールアドレス

 ・スマートフォン(あると便利)

 ・150円(証券口座に振替できるお金。100円でもOK。)

目次

口座開設から取引完了までの流れ


1.証券口座を開設する

まずは下記リンクからSBI証券の口座を開設してみましょう。

※口座管理費・維持費はかかりません

投資信託を購入するためには、まず証券口座を開設する必要があります。

証券口座の開設方法は各証券会社の説明に任せますが、基本的には画面に沿って氏名や住所、本人確認書類などを入力していくだけで難しいことはありません。

必要なものは免許証等の証明書とスマートフォンくらいです。

またネットが苦手な方は郵送で口座開設できる証券会社もあります。

口座の開設まではどの証券会社も流れは基本的に同じです。



ちなみにマネックス証券の場合、口座開設の流れは以下の通りです。


1.オンライン開設or郵送開設 選択

2.規約確認と合意

3.メールアドレス入力

4.認証コード(メールに送信済み)入力

5.本人確認方法選択(アプリで読み取りorスマホで写真撮影)

6.お客様情報の入力(氏名・性別・生年月日・住所・電話番号)

7.本人確認書類・マイナンバーカード用意

8.本人確認(スマホで写真撮影)

9.口座情報の入力(特定口座・NISA口座)

10.職業・インサイダー情報確認

11.お申込内容の確認

12.口座開設メールの受け取り(ログインID・PW受領)



画面毎に番号を振っているのでやることが多そうに見えますが、一つ一つにかかる手間は少ないため時間は見た目ほどかかりません。



今回はSBI証券の口座開設までの流れの動画を貼っておきますので、不安な方はご覧ください。

まあ動画を見るまでもなく画面通りにやればできるはずです。


また「NISA口座」を同時に開設できる場合はNISA口座も開設することをおすすめします。

その場合はマイナンバーが必要になります。

あと忘れずに証券口座にお金を入金してください。

練習でする分にはどの証券口座を開設した場合でも150円入れれば大丈夫です。

SBI証券入金方法
SBI証券入金方法

2.投資信託を購入する

証券口座を開設したら、いよいよ投資信託を購入します。

ここでは「eMAXIS slim 全世界株式インデックス」を購入します。

今回はSBI証券の画面を用いて解説しますが、流れはどの証券会社でも同じです。

SBI証券ログイン方法

SBI証券投資信託検索方法

SBI証券投資信託検索結果

SBI証券投資信託買い付け方法

SBI証券投資信託購入画面

SBI証券投資信託購入確認画面

以上で投資信託の注文ができました。投資信託の場合は注文してすぐに購入するのではなく、購入処理に数日かかります。

実際に手元に来るまで1週間程度かかるものと考えておいてください。



なぜ投資信託を購入するのか

投資信託とは何か

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投資信託の詳細は上の記事をご覧いただくとして、簡単に言えば色々な金融商品を集めて1つにパッケージングしたものです。

集めている金融商品にもテーマがあって、全世界の有力企業の株を集めたものや、日本やアメリカやインドなど一部の国の有力企業を集めたもの、株や債券や不動産など色々集めたものなど非常に多くの種類があります。

どの投資信託を買えばよいのか

投資信託という括りだと非常に多くの商品があるためこれだけでは決めるのは難しいです。

なのでここでは大きく間違えることが無い投資信託として、三菱UFJアセットマネジメントが提供する「eMAXIS」シリーズを提案します。

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上の記事で詳しく紹介していますが、オルカンは全世界の経済成長に資金を投入するもので、世界が経済成長すると投資信託の運用益が出るというものです。

この場合、今はアメリカ株が強いですが仮にアメリカの経済成長が落ち込んでも、代わりにインドなど別の国が台頭すれば、その成長を取り込むことができるというところが利点となっています。

長期保有が前提となりますが、全世界的に見れば経済成長は今後も続くものと思われますので個人的には比較的安全性が高い商品だと見ています。

そのため今回はオルカンの購入としました。

一方S&Pの方は、アメリカの経済成長が今後も続くと考える人にはおススメの投資信託です。詳しくは下の記事をご覧ください。

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尚、端数株は購入できない証券会社が存在します。

当サイトで紹介している下記の6証券会社では「松井証券」と「GMOクリック証券」は取扱がありません。

「SBI証券」や「楽天証券」などは取扱が存在します。

証券口座はどこのものを開設すればよいか

今回は無難な取引ができるSBI証券で口座開設をしましたが、他にも様々な証券会社があります。

ただ銀行や店舗証券会社でも口座を開設して投資信託を購入することはできますが、当ブログではネット証券をおすすめしています。

理由は

・手数料の圧倒的安さ

・煩わしい営業電話が無い

・扱っている金融商品(もちろん投資信託の種類も)が多い

というメリットがあるからです。

ではどこのネット証券を選べばよいか。これについては個々人でおすすめできる証券会社が異なるので、一概には言えません。

詳しくは下記記事をご覧いただき、「これ」という証券会社で口座を開いてもらえばと思います。

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ちなみに複数の証券会社に口座を持つことは可能です。

ただし、NISA口座だけは複数持つことができません。

資産運用のオプション(追加知識)

・NISA(少額投資非課税制度)

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詳細は上の記事を見ていただくとして、簡単に言えば一定金額の範囲で投資信託や個別株等の売却益、配当金(分配金)に税金が掛からない制度です。

投資信託の場合、売却時に利益が上がっていればその利益に20.315%の税金が掛かります。

特定口座の場合は勝手に税金が引かれ、引かれた後の金額が証券口座に入金されますが、NISA口座で運用した場合は税金が掛かりません。

そのためお得に資産運用をすることができます。


・iDeCo(個人型確定拠出年金)

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詳細は上の記事を見ていただくとして、簡単に言えば個人で作る年金の一種です。

iDeCo専用の運用費用が安い投資信託を購入し、60歳まで運用します。

その際の運用益には税金が掛かりません。60歳以降に資金を引き出す際には税金が掛かりますが、税額控除といって一定額まで税金が掛かりません。

年金なので60歳になるまで資金の引き出しはできませんが、老後資金の備えとして使われている制度です。




NISAもiDeCoも必ずしも使わなければならない制度ではありません。

NISAは証券口座を開設する際に一緒に開設できる場合があるので取り組みやすく、できれば利用した方がお得な制度ですが、無理をする必要はありません。

まずは少額でも資産運用をしてみて、慣れてきたらこれらの制度についても調べ、利用を検討してみてください。

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