働かずに暮らしたい
老後も安心して暮らし続けたい
出世したくないけど管理職並みの給与が欲しい
アルバイトや副業だけでも十分生活できるようにしたい
こういう願望を持っている方は私だけではないと思います。
私は会社員として働いていますが、うつ病で休職してからいつクビを切られるか分からない環境下に置かれました。
それが理由で会社以外の収入源を真剣に考えるようになりました。
これから話すことは、生きていくために必要なお金を、お金の力で手に入れる方法です。
達成するには時間がかかりますが、数々の書籍を読んだ経験や実体験から、これが一番確実性の高い方法だと考えております。
国税庁によると、日本人の平均年収は461万円。
よって500万円の年収があれば人並みの生活は送れるかと思います。
では生きていくために必要な金額の目安である500万円の年間不労所得をどうやって手に入れるのか、その方法を見ていきます。
その前に、証券口座を持っていない方は開設が必要になります。
今回は初心者に優しく分かりやすさに定評のある証券会社「松井証券」をおすすめします。
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①まずは貯蓄する
AIを使った資産運用
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いきなりがっかりされた方も多いと思いますが、何をするにも先立つものは必要です。
0に何を掛けても0にしかなりません。
お金を増やすためには、まずは日ごろの生活の中で種銭を貯めることがどうしても必要になります。
どうしても貯蓄ができない方は下記記事から、莫大な富を築いた偉人の貯蓄術を参考にしてみてください。

ちなみに私は新卒で会社に入ってから、安田善次郎に倣って給与の2割を毎月貯蓄していました。
②貯蓄したお金で投資信託のインデックスファンドを毎月買い続ける
貯蓄しただけではお金は勝手に増えません。
お金を増やすにはお金自身にも働いてもらう必要があります。
そうすることで、複利効果で最初は少額だったお金が雪だるま式にどんどん大きく増えていきます。



ここでちょっとお金が貯まったからといって解約してはいけません。
複利の効果が弱くなり、お金の成長スピードが落ちます。
株式市場が暴落したからといってうろたえて解約してはいけません。
長期で運用するのですから、暴落には必ず巻き込まれます。
でも株価はまた元の水準まで戻してきます。
過去にリーマンショックやコロナショックといった暴落が起きましたが、その後株価が元に戻らなかったことは歴史上一度もありません。
むしろ安く投資信託を買うことができるチャンスです。
勝てる投資家は道に血が流れている時に投資するものです。
ではなぜ買うものが投資信託のインデックスファンドなのか。
それはリスクとリターンの割合が適切だと判断したためです。
国債や社債は安定していますが、利回りが良くありません。
個別株は当たればリターンが大きいので、一足飛びにお金持ちになりたい方にはおすすめします。
但しその分リスクも大きいです。
金融の世界にローリスクハイリターンはありません。
リスクとリターンは必ず比例するものです。
伝説の投資家であるウォーレン・バフェットの言うように、「ゆっくりお金持ちになりたい人などいない」というのは十分に理解できます。
そのため個別株を否定する気はありませんが、本稿の意図である、「より確実性の高い方法でお金を得る」には反するため、ここでは割愛します。
下記に個別株の記事を書いていますので、よろしければそちらもご覧ください。






私が投資信託のインデックスファンドを推す理由は、国債社債よりもリターンが大きく、個別株よりもリスクが小さい、いわゆるミドルリスク・ミドルリターンだからです。
ここで投資信託に詳しい方は、投資信託にはインデックスファンド(パッシブファンド)とアクティブファンドがあることをご存じかと思います。
ではなぜアクティブファンドではなくインデックスファンドなのでしょうか。
その理由は二つあります。
まず一つは、アクティブファンドは運用手数料が高いことです。
長期で運用し続けるので、毎月かかる手数料が高いと、運用し終えた時点で支払った手数料の総額も莫大なものになります。
そのため低手数料で運用できるインデックスファンドの方が良いのです。
そして二つ目は、インデックスファンドを上回る成果を上げられるアクティブファンドが少数であることです。
アクティブファンドはプロのトレーダーが調査・分析して運用を行っているのでリターンが良いように思えますが、実際はほとんどのアクティブファンドはインデックスファンドのパフォーマンスを上回れておりません。
先程のウォーレン・バフェットが妻に書いた手紙では、「私が死んだあとは資産の8割をS&P500のインデックスファンドに、残り2割を国債に投資するように」と伝えています。
もちろん中にはインデックスファンド以上のパフォーマンスを出すアクティブファンドも存在しますが、何の知識もない人間がそれを見つけ出すのは極めて難しいです。
安定して資産を増やすためには、1に長期投資、2に分散投資、3に低コストであることが求められます。
インデックスファンドを買い続けるということは、長期にわたって、多くの銘柄に分散投資しているファンドを、低いコストで運用するということなのです。
では何のインデックスファンドに投資すれば良いのか。
これについて私は「eMAXIS slim 全世界株式インデックスファンド」をおすすめしています。
その理由は下記記事からご覧ください。



ちなみに投資信託と似たものとしてETFがありますが、分配金に税金がかかること、運用手数料が投資信託と大きく変わらないものが多いこと、新NISAをフルに活用できないことを理由に私は投資信託を勧めております。



私は新卒から国内株や外国株のインデックスファンドに半年に1回の投資を続けて、6年間で1.5倍まで資産を増やしました。
100万円の元本なら150万円に、1,000万円の元本なら1,500万円に増えた計算となります。
現在の投資スタイルを確立する過程で投資信託は解約してしまいましたが、購入していた「eMAXIS 先進国株インデックス」は購入して8年後の解約時には2倍まで増えていました。
「eMAXIS slim 全世界株式インデックスファンド」に毎月10万円、新NISA枠いっぱいの1,800万円まで投資をして30年待つと、大体1億円の資金ができる計算になります。
詳しいシミュレーションは下記記事をご覧ください。



また当然ながら、投資信託を買うにはそのための口座が必要です。
銀行や店舗型証券会社でも購入することができますが、私がおすすめしているのはネット証券です。
ネット証券にも各社色々な特徴があり、利用者のバックグラウンドによっておススメできる証券会社は変わりますので下記記事も参考に自分に合った証券会社を選んでください。



③投資してできたお金で安定高配当株を購入する
長年にわたり投資信託での運用を続けて念願叶って1億円を手に入れたら、今度はそのお金を複数の安定高配当株に投資していきます。
その時の株式市場の状況にもよりますが、できれば20銘柄以上で、平均して利回り5%になるように安定高配当株を組み合わせて買っていきたいところです。
例えばJT株利回り6%と三菱商事株利回り4%で平均利回り5%といった感じですね。
ただあまりに銘柄数が少ないと、その会社が配当金を出さなくなった時に収入が得られなくなってしまうので、最低でも20銘柄で分散を図っておきたいところです。
そうすれば1社が無配でも他でカバーできます。リスクを小さくするために、ここでも分散投資が必要になります。
どの個別銘柄が良いのかについては、当ブログの安定高配当株診断や連続増配株シミュレーションで銘柄別に分析をしていますので「個別株」のタブを選択して、そちらからご覧ください。



まとめ
これで額面で年500万円の不労所得を得る体制が出来上がりました。
あとは何もせずにほっとくだけで、税前で年間500万円が入ってくることになります。
暴落時も何もする必要はありません。
但し、配当金の所得には20.315%の税金がかかります。
それに対して年間所得(配当金込)が900万円以下の場合、配当控除の確定申告をすることで税率下げ、還付を受けることができますのでご利用ください。
またNISAを使って株を買った場合、その株の配当金は非課税になります。
以上が年500万円の不労所得を得る方法です。
年500万円の不労所得を得るためには、株価暴落時で安定高配当株の平均利回りが7%以上に上がっているタイミングを狙えば1億円の資金を少なくすることができます。
またバイトや副業、もしくは非管理職の社員として働いて、不足分を配当金で賄おうとする場合は、1億円にこだわらなくても、例えば5,000万円でも5%株ならば250万円の追加資金が得られますのでそこで止めるのも一つの手段です。
そこはご自身の理想とする生活を考えながら決めてください。
またこの記事で紹介した方法を取ろうとすると、時間がかかります。
自分がうまくできる自信がないと思った場合、まずは300万円から始めてみてください。
貯蓄や投資信託で300万円を貯めて、5~6銘柄に利回り5%になるよう投資すれば、税後で年間12万円、月に1万円のお小遣いが手に入ります。
私もこの方法で不労所得を得ています。
1つ注意することは、利回りが高いだけの株ではなく、利回りが高くて安定して配当を出している株を選択してください。でないと安定して不労所得は手に入りません。
まずは行動しなければ始まりません。
証券口座は開設するだけならタダですので、一度どんなもんかご覧になることをおすすめします。
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